• 社会保険労務士 佐野浩之

面接辞退を防ぐ5つのメソッド


面接辞退を防ぐ5つのメソッド

 面接当日に応募者からは何も連絡なく、来社もしないドタキャン。人事担当者にとっては腹立たしく、「辞退の理由さえわかれば、対策も打てるのに…」と歯がゆい想いをしたりします。

 そのため今回は、企業が聞くに聞けない「ドタキャン」の理由を、エン・ジャパン株式会社の「面接辞退」アンケート結果を読み解きながら、考えられる5つの対策をご紹介します。

》辞退を決めたタイミングはいつ?

「辞退を決めたタイミングはいつでしたか」の回答に、63%もの人が「応募から面接日程が決まるまで」の早々に辞退を決めてしまっており、人事担当者の素早い対応が求められていることがわかります。

》辞退を決めた理由は?

「辞退を決めた理由」の回答では、「応募後に再考し、希望と異なると判断した」が44%でトップ。まずは興味のある会社に応募し、書類選考期間中に改めて吟味しているのでしょう。こちらも人事担当者が求職者に素早くアプローチし、会社に対する疑問や不安を解消することが重要です。

》5つの面接辞退防止対策!

上記のアンケート結果から、企業側ですぐにできる面接辞退防止策をご紹介します。 1.早い連絡 多くの求職者は、連絡が早ければ早いほど好印象を持ちます。複数社で選考が進む求職者のことも考えて、他社に先駆ける気持ちで連絡スピードを向上させましょう。 2.マナーのある対応 求職者にとって採用担当者は、その企業の顔です。上から目線の電話をしたり、横柄なメールを送信したりすると、この会社全体が横柄な態度を取ったように思われてしまいます。マナーのある対応を心がけましょう。 3.質問には可能な限り回答する 面接前でも質問ができる仕組みをつくりましょう。会社に対する疑問や不安について、企業から回答を得ることができると面接に行く意欲が高まります。もし、質問が来れば可能な限り回答することが辞退防止につながるでしょう。 4.面接日程の複数提示 企業からの一方的な面接日時の指定は、印象が悪くなります。在職中の応募者であれば、平日の昼間は仕事で急な対応が難しいです。複数日程の提示と、可能であれば土日での面接対応を行なうことで、応募者の辞退が少なくなります。 5.こまめな連絡を心がけて! 採用担当者からこまめに連絡があると、求職者は「自分のことを気にかけてくれている」「自分のことを必要としている」などと思い、面接に行く意欲が高まります。小さなコミュニケーションの積み重ねが大切です。 ぜひ参考にしていただければ幸いです。


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