• 社会保険労務士 佐野浩之

求める人材が来ない、すぐに辞めてしまう

最終更新: 1月31日


求人サイトIndeedによると、

「求める人材の採用が難しくなっていると感じていますか」の問に、

「非常にそう思う:51%」

「そう思う:36%」

と企業の87%もが難しいと考えている。


その原因は何か?


原因は、企業が「求める人物像」を明確に提示できていないことにあります。


私が、企業の人事担当に「どんな人材を求めていますか?」と尋ねると、

「コミュニケーション能力のある人」「主体性のある人」と抽象的に返ってきます。


例えば「コミュニケーション能力」とひと言にいっても、

飛びこみ営業に求められるのは、「初対面でもものおじせず話す力」でしょうし

クレーム対応に必要なのは、「相手の話をじっくり聞く力」でしょう。

企業によって、任せたい仕事によって、求めるコミュニケーション能力は

違ってくるはずだからです。


本当に求める人物像を具体的に提示できている会社は、意外なほどあり ません。

どんな能力を持った人材が欲しいのか、しっかりと分析し提示できていないのです。

求める人物像を具体的にしないまま、抽象的な「コミュニケーション能力のある人」

という提示だけで採用してしまうと、明るく元気なだけで、

使いものにならない人だったりするのです。


また、抽象的な人物像で雇われた人は、企業が「求める人物像」と異なるため、

仕事内容や職場環境に合わない事が多く、すぐに辞めてしまうことになります。

すぐに辞められた場合、必要な人材が育たないばかりか、

再求人でコスト・時間の無駄遣いになってしまいます。


このように「求める人物像」を明確に提示できていないと、

「求める人材が集まらない」

「採用した人材が定着しない」

といった問題が少なからず生じます。

是非、「求める人物像」を明確にすることを心がけてください!





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