• 社会保険労務士 佐野浩之

え!シニア求職者が知りたいことってそんなこと!?で応募者がUPする


シニア求職者が欲しい企業情報とは


それは、シニア人材に特化した人材紹介の(株)シニアジョブのアンケート結果で科学的にわかる。


シニア求職者が欲しい情報とは、「従業員の最高年齢」や「経営者の年齢」といった仕事の内容とはまったく違うことである。


上記のグラフでは、「平均年齢」や「職場の雰囲気」といった項目の方が上位ではあるが、シニア層以外の求人者にも共通の事項であるため、シニア層に特化した事項には当てはまらない。


しかし、「従業員の最高年齢」や「経営者の年齢」と言ったことに関心があるのは、シニア層だけである。


≫それはなぜか?

従業員の最高年齢が知りたいのは、求職者自身よりも年上の方がいれば自分でも、できる仕事であることを確かめたいからに違いない。

また、平均年齢と併せることで同世代が多い職場の方が、馴染みやすいと考えているのであろう。


経営者の年齢については、求職者自身よりもあまりに若い経営者だと、シニアの体力面やライフスタイルに配慮してもらえない可能性を心配してのことではなかろうか。


≫まとめ

シニアを募集する求人広告には、シニアに配慮した働きやすい職場であることを詳細に示し、画像等も駆使して伝えることを怠ってはならない。その際には「従業員の最高年齢」をさりげなく盛り込むことをお勧めする。

また、「経営者の年齢」を伝えるためにも経営者の面白エピソードなどと共に、シニアの方を労わるコメントを「社長の紹介」として載せてみるのも一つの手である。


最後に、求人広告には「シニア」というキーワードを含めること。シニア求職者は求人検索する際に良く用いるキーワードだからである。決してシニア層の求職者は「年配者」などのワードは使いたがらないから要注意である。


シニア求職者は何を職場に望んでいるのかを考えながら、求人広告内容を考えることこそが、応募者を増やす一番の近道である。



■調査概要

調査テーマ:シニア求職者が求人情報で一番重視したい項目の調査

調査期間:2020年1月9日〜25日

調査方法:面談担当者による電話およびEメールでのヒアリング調査

調査対象:調査期間中にシニアジョブに対し、登録または求人応募を行った求職者

対象者数:345人

対象者属性:平均年齢53.9歳、最高年齢72歳、男性49.13%、女性50.87%

有効回答数:217件(複数回答可、有効回答数200件を目標に調査)


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